【機材】400円でニンジャレフを作ろう

Pocket
LinkedIn にシェア
LINEで送る

俗称が正しいのか分かりませんが、『忍者レフ』ってみなさんご存知でしょうか。

展望フロアなどで使う反射避けの機材のことです。屋内からの夜景撮りには必須ですよね。だけど私は展望台から高架やビルを望遠でしょっちゅう撮っているのに持っていません・・・高いからです 値段は4、5,000円くらい。「なんでこうカメラ機材は高いんだ!」といういつもの怒りから、自分で作ってみることにしました。

だって、要は映りこまなければいいんですから。極端に言えばカメラ付近の窓に布切れを垂らせばいいんですから。安く済むはずなんです。

それと、市販のものには根本的な不満があって、それは円形であること。直径は500mmと大きさはいいのですが、肝心の斜めからの光を防ぐ設計になっていない。だって写り込みって大概が上部から斜め上にかけてのものだと知っているはずなのに、斜めからが無防備なんです、5,000円も出して買ったのに!(買ったことはないですが、借りて使ったときの感想。) φ500mmの布切れが5,000円・・・この値段はメートルあたり世界最高級の布の価格よりも高いんです。

準備するもの

自動車用の日除け:100円 - 100円ショップ。サイズは約500mm×400mm。2枚セットでした(!)
安全ピン:100円 - 100円ショップ。
:200円 - 生地屋。200円/mで売ってた傘みたいな生地。2枚重ねにすると完全遮光。

1.布を日除けの形に合わせて裁断する

日除けに当てがいながら切ります。とりあえず日除けよりも3cmくらい大きめのものを2枚用意しましょう。

2.安全ピンで固定する

 安全ピンで8~12方を留めていきます。やりかたは色々ありますが、安全ピン使用なら片方を織り込んでから留めれば まぁそれなりの見栄えになります。
 綺麗に作りたい方はミシンなりを使って縫えばよいと思います。

 たいして綺麗な見栄えではありませんが、作りたいとイメージしていたものに近づいてきました。

3.中心を裁断して、円形を作る

 中央に円穴を空けます。私は所有レンズのほとんどが77mm径ですので、77mmの穴を…ってやっちゃだめです!!
 生地は多少伸びますので一回り小さい50mm径くらいにしておきます。
 まずは2,30mm径の穴をざっくりと切り空けて、その次に50mm穴になるように切っていきます。

 50mmに切ったところ。実際のレンズ径よりもずいぶん小さい仕上がりです。
 綺麗に作りたい方はこの穴の枠に布を当てて縫うなりすればよいと思います。

完成

 できました。レンズがぴったり通りました。

作例

 宿泊先のホテルから撮影してみました。完全に写り込みを抑えられています。
 ものっすごい結果論ですが、写真のニンジャレフで裏表を逆にすると(留めの甘い部分(この写真で言うと窓と接しない方)を窓側に持っていくと)、このきたないビラビラのおかげで、完璧に光を遮れていました。

 三井ガーデンホテル。写り込みはありませんでした。

もっと派手なのを撮ればよかったんですが、高架もきちんと。窓が綺麗な施設だったので屋外から撮ったみたいですね。

管理人が読んだおすすめの建築本

    

コメントを残す