【現像】太陽の眩しさを演出する(ブルーム)

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「太陽の光と女性の瞳ははまぶしい方が良い―」なんて言葉がありますが(無いです)、写真で撮っただけだとどうしても太陽のあの眩しい感じが失われてしまうんですよね。加えて現像で明瞭度を上げてしまうと皆無になってしまいます。そこで、多少の補正をしてあげましょう。
 今回紹介するものはゲームのCGでも一般的に使われている手法です。(ブルーム
 下記の絵は太陽ではありませんがこういう事をしようとしています。つまり「(b)を作ろう!」っていうお話しです。

CGにおけるブルーム処理

Photo by nVIDIA Developer Zone

やりかた

この写真でやってみましょう。表参道ブランチーズ。

1.元画像をコピーする

選択中のレイヤーをコピー(Ctrl+J)します。

2.レベル補正

 レベル補正で殆どのレベル以下を捨てます。大きく2つ方法があります。
  2-1.暗値(左側のテキストボックス)を240かその周辺の値にする。
  2-2.中央値(中央のテキストボックス)を0.1にする。
今回は2-2.番でやりました。迷ったらコレがぶなんです。自分で微調整したい輝度があれば2-1.でやりましょう。

3.ぼかす

 レベル補正するとこんなドぎついトーンになります。でも全然怖くありません。[フィルター]→[ぼかし]→[ぼかし(フィルタ)]を選びます。

 数値はお好みでどうぞ。15~25が妥当かと思います。この値は画像の解像度によって変わります。

4.スクリーンで重ねる

 最後にスクリーンを選んでみてください。

完成

 いかがでしょうか。

 おっと、ちょっとわかりにくいでしょうか? もう少し極端になるような例で。
 例えば過去にこんな写真を現像しましたが、どうも味気なかったしなんのファンタジーも感じない寂しい写真でしたが、この手法をやると印象が変わります。

参考サイト

3Dグラフィックス・マニアックス – マイナビニュース
[Unity]十字型に光が溢れ出るようなエフェクトを作る – notargs.com
Chapter 21. Real-Time Glow – nVIDIA Developer Zone

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2113:【現像】太陽の眩しさを演出する(ブルーム)

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