【建築探訪】ラ・コリーナ近江八幡/藤森照信

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内観

入るまでは、中はすごい洞窟みたいになっているのか? ここまでプリミティブにこだわりを持っているのだからきっとすごいのだろう!? と思えば、内装は西洋建築の大広間のような空間となっています。このあたりの対比も面白いですね。
Facade of interior of La Collina Omihachiman (ラ・コリーナ近江八幡)
手前のおじさまが藤森先生にちょっと似ていてしばらくビビっていました。店舗よりも内装に興味がある感じでずっと眺めていましたし。

Interior of La Collina Omihachiman (ラ・コリーナ近江八幡)

天井には小さく砕かれた炭をランダムに配置。社員や地域の方々が貼り付けていったそうです。一部の土壁も彼らの手により造られています。

―どうして素人に参加させるのか?

例えば自動車産業なんかはど素人がラインのある1箇所にいようものならば製品すべてがNGとなってしまうが、建築はそうではない。仕上材に限るが、素人がやっても問題ない。
一般的なものづくりは工場内で行われるが、建築は現場で行われる。
建設における21世紀のありかたとしてひとつの意味のある姿と考えている。
最先端の部分と、素人が施した部分の連続感がひとつの新しい完成品を創り出す。
それが可能な建築という分野は、これからの時代においても面白い要素を持っている。

Four Facets of Contemporary Japanese Architecture: Theory よりだいたい引用

Exti door of La Collina Omihachiman (ラ・コリーナ近江八幡)

A hall of La Collina Omihachiman (ラ・コリーナ近江八幡)

そしてこの扉を開けたその先には・・・つづきます。

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4 thoughts on “【建築探訪】ラ・コリーナ近江八幡/藤森照信

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