【写真】一宮市尾張一宮駅前ビル/山下設計

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 旅の終わりは尾張の國で――もう現地の人が小学生の頃に死ぬほど言ったであろう怖い話よりも寒くなるだじゃれをかましてしまいましたが、2012年に建てられた尾張一宮駅前ビルにおじゃま。JR名古屋駅から快速でひと駅というのが嬉しい。
 コンコースは東西に貫通していて、東口の出口付近に入口とエスカレータが配置され自然に上に昇れてしまいます。駅”前”ビルというのだからひと噛ませあるかなくらいに思っていましたが完全に一体化できています。「『尾張一宮駅”前”ビル』って何でわざわざ”前を”付けたんだろう?」と思うくらいです。

 エスカレータを登ると2階は市民が自由に使える空間となっていて、イベントも結構開かれているらしいです。外観から見える中央付近のぽっかり開いた部分がここ。3階の宙に浮いている個室みたいな部屋は誰でも利用できる休憩所です。この時期は涼しい。
 3、4階には一宮市立中央図書館も入っています。撮影はしていませんがすっきりしていてきれいでした。今っぽくて。

 外装は、一宮市は昔から繊維産業が盛んとのことで、織物をもして表現したものだそうです。伝統産業を活かして近年ではコスプレ等の衣装に使ってもらおうと市民からの意見が採用されて2011年から「コスチュームタウン構想」が実施されている点は興味深い。まさに現代文化との融合です。たとえば一宮七夕まつりは130万人も訪れる大イベントだそうですが、予選(!!)を勝ち抜いた20カ国からコスプレイヤーが参加するなど好評のようです。

Random placed white panels makes good facade.


ギャラリー

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Indoor of Owari-Ichinomiya Station (尾張一宮駅前ビル) Escalator of Owari-Ichinomiya Station (尾張一宮駅前ビル) Escalator of Owari-Ichinomiya Station (尾張一宮駅前ビル) Community space of Owari-Ichinomiya Station (尾張一宮駅前ビル) Escalator of Owari-Ichinomiya Station (尾張一宮駅前ビル) Community space of Owari-Ichinomiya Station (尾張一宮駅前ビル) Exterior view of Owari-Ichinomiya Station (尾張一宮駅前ビル) The facade of Owari-Ichinomiya Station (尾張一宮駅前ビル)


建物概要

Owari-Ichinomiya Station (尾張一宮駅前ビル).
Architect : Yamashita Sekkei (設計:山下設計).
Contractor : Meiko Construction (施工:名工建設、中野建設、昭和土建JV).
Completed : September 2012 (竣工:2012年9月).
Structured : Steel frames (構造:S造).
Costs : $72 million (総工費:約72億円).
Use : Station, Commercial facilities (用途:駅、商業施設).
Height : ft (高さ:m).
Floor : 7 (階数:地上7階).
Floor area : 230,412 sq.ft. (延床面積:21,406㎡).
Building area : 41,500 sq.ft. (建築面積:3,855.49㎡).
Site area : 46,711 sq.ft. (敷地面積:4,339.67㎡).
Location : 3-1 Sakae, Ichinomiya City, Aichi, Japan (所在地:日本国愛知県一宮市栄3-1).


使用機材

Nikon D600
Tamron SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD

Adobe Photoshop
Adobe Photoshop Lightroom
    


参考サイト

尾張一宮駅前ビル – 山下設計
一宮市尾張一宮駅前ビル – 新建築Online
尾張一宮駅前ビル – 東海建築文化センター
尾張一宮駅・新駅前ビル72億円の総工費で計画推進 – mitakeつれづれなる抄
伝統の繊維産業とポップカルチャーの共存でまちの活気を取り戻す!「一宮コスチュームタウン構想」 – LIFULL HOME’S PRESS
130万人のド肝を抜く! 愛知県一宮市の「コスプレ町おこし」 – ウォーカープラス

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