【写真】和歌山県庁南別館/高松伸建築設計事務所+梓設計

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 今までにも和歌山県の建物は紹介してきましたが和歌山市付近は優良建築が集まっているエリアでして、都市機能の中枢である和歌山県町もかっこいいデザインだったりしますのでおじゃま。

 きっかけは、予想される南海トラフ地震対策のため。県民の命と財産を守るべく緊急対応の拠点として建設されました。
 とにかくあらゆる災害に耐えうることを第一においた頑丈な構造と設計が特徴とのこと。
 耐震構造としては中間層免震のほかに『耐震ラティス』と名付けられた特殊な構造を採用しています。柱頭免震とラチス架構のゲージコンストラクションを組み合わせたものだそうで、外装デザインは、ラティス(格子)の構造をそのまま適用しています。普通はデザインありきですが、構造ありきでデザインが決められているあたりは目的通り強い建物を体現しています。


建物

 広く開放的な1階ピロティ。これも災害時の動線を明快にするためです。
 日曜だったので内部おじゃましていませんが、1階が冠水したとしても2階以上のエレベータが利用できる仕様となっているそうです。
Pilotis of Wakayama Prefecture Government Office, south annex (和歌山県庁南別館)

 冒頭で書いたとおりファサードはシンプルにラティスとなっています。和歌山城の石垣と似ている点がコンペで勝ち抜いた要因のひとつだろうとのこと。
General view of Wakayama Prefecture Government Office, south annex (和歌山県庁南別館)

撮影許可

 内観は不明。


ギャラリー

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General view of Wakayama Prefecture Government Office, south annex (和歌山県庁南別館) Upward view of Wakayama Prefecture Government Office, south annex (和歌山県庁南別館) Pilotis of Wakayama Prefecture Government Office, south annex (和歌山県庁南別館) Upward view of Wakayama Prefecture Government Office, south annex (和歌山県庁南別館) Exterior view of Wakayama Prefecture Government Office, south annex (和歌山県庁南別館) General view of Wakayama Prefecture Government Office, south annex (和歌山県庁南別館)


建物概要

Wakayama Prefecture Government Office, south annex (和歌山県庁南別館).
Architect : Shin Takamatsu Architect & Associates + Azusa Sekkei (設計:高松伸建築設計事務所+梓設計).
Contractor : Kumagayagumi (施工:熊谷組、保田、溝畑JV).
Completed : March 2007 (竣工:2007年3月).
Structured : Reinforced Concrete (構造:鉄筋コンクリート).
Costs : $42 million (総工費:約42億円).
Use : Government office (用途:県庁舎).
Height : ft (高さ:m).
Floor : 10 (階数:地上10階).
Floor area : 124,344 sq.ft. (延床面積:11,552㎡).
Building area : 14,606 sq.ft. (建築面積:1,357㎡).
Site area : 50,310 sq.ft. (敷地面積:4,674㎡).
Location : 1 Minato-Toricho-Kita, Wakayama City, Wakayama, Japan (所在地:日本国和歌山県和歌山市湊通丁北1).


使用機材

Nikon D600
Tamron SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD

Adobe Photoshop
Adobe Photoshop Lightroom
   

参考サイト

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