【写真】角屋/-

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 随分前から気になっていてチェックマークをつけていたのですが機会を逃すと近いようで遠い場所と化しますね。京都の角屋におじゃま。パンフレットを見ると正式名称は「角屋もてなしの文化美術館」だそうで、国指定重要文化財です。1952年。
 揚屋の建築を自分の目で学びたい。ここの2階の扇の間の天井が見たかったのです。おそらく和風も含め建築をよく見る方であれば一度は見たことのある一枚だと思います。


Photo from 島原 「角屋」 もてなしの文化美術館 – 京都を歩くアルバム

 本来は入館料として1,000円が必要で、さらに扇の間を見るには800円もかかる・・・そうだ! この値段がネックで避けていたのでした・・・いや違う。思い出した。2階は撮影禁止なのです。そうだそうだ。書いている途中で思い出しましたけど字面として残しておきます。そうなんですよここまでアツい思いがあるなら見るだけでもいいんですが、なんか自分の中で納得行かなかったのか。My Little Yanai in my heartと相談した結果やっぱり断念しましした。

 ところで、毎年開催しているのかはわからないのですが、去年9月頃に無料開放期間があることを聞いたので、2階はまあ諦めついたのですがこの期を逃すまいとすかさず行ったわけです。すぐ行く!

Sumiya is a two-story building that served as a very high-end restaurant/brothel and dates from more than 350 years ago.
Ageya were elegant restaurants where Geisha and Tayu performed and lived. Performances included elaborate tea ceremonies, songs and dances. Sumiya has been owned and managed by the Nakagawa family since 1641 and the present enlarged buildings date from 1787.
Important Cultural Property in Japan.

建物

ざっくりと言うと昔の宴会場として使われていたという角屋。さっきから『揚屋』とよくいっていますが建築スタイルのことではなく店舗の営業スタイルのことです。今で言うところのコンパニオンのねーちゃんがいる高級料亭に近いイメージで、ただしコンパニオンはその店の人間ではなくて外部から来てもらってた、ということらしい。だからわかりやすく言うといわゆるノーパンしゃぶしゃぶではない(店の所属の女の子だから。)。宴会のコンパニオンに該当する(旅館とは別所属の女の子だから。)。

いや建築の話に戻そう。その揚屋としては1872年まで営業していたとのこと。
入ったところの柱に新選組刀傷跡が残っています。かなりの勢いで切りかかったのが伺えるほどにえぐれていました。幕末ファン必見。

『揚屋建築』と言われる場合は、1階にキッチンとリビングがあり、2階を座敷としている場合を主に指すそうです。2階へお客様を揚げることから『揚屋』と呼ぶようになったとのこと。
饗宴施設のため、大座敷に面した広庭に必ずお茶席を配するとともに、客振舞のために、寺院の庫裏と同規模の台所を備えているとのこと。台所だけでもワンルームマンションよりも広いのでは?
座敷や庭などのあらゆる箇所が社寺の客殿と同等のしつらいがなされているのも特徴らしい。

珍しい赤壁。色的にはレンガみたいな濃い赤。これもまた社寺の客殿によく用いられた高級な壁だそうです。

ちなみに1階には西郷さんが使用したという木の『たらい』が展示してあります。うーん私日本史苦手なのがここで初めて眼の前の実物に大感動できなかった自分に悔やみました。上っ面だけでもいいから幕末の勉強をもっとしてから行けばよかったなあと反省。

1階の奥にある『大座敷松の間』。ここで歴史や庭についての説明をじっくり聞かせてもらえます。庭の見たこともないような立派な松の木は『臥龍松(がりょうしょう)』と呼ばれています。

この部屋の襖の取っ手のデザインがとてもかわいい。

撮影可能な部屋としては上の大座敷松の間とこの『網代の間』だけになります。ここも天井が編み込みのデザインで美しい。網代組と言います。棹縁、長押は北山杉を使用し、棹縁は長さ四間の北山丸太で、釘隠しは銅製鍍金。

網代の間から見える中庭。まあ綺麗なこと!

格子造りの外観。

見学、撮影許可/h3>
撮影:外観、1階はOK。2階はNG。
見学:公開日であればOK。

ギャラリー

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Details of Sumiya (角屋) Entrance space of Sumiya (角屋) Japanese room of Sumiya (角屋) Courtyard of Sumiya (角屋) Door knob of Sumiya (角屋) Japanese room of Sumiya (角屋) Japanese room of Sumiya (角屋) Indoor view of Sumiya (角屋) Party space of Sumiya (角屋) The facade of Sumiya (角屋) Full view of Sumiya (角屋)

建物概要

施設情報 (Admission)

営業時間:10:00 – 16:00 (Opening hours)
休館日:7月19日~9月14日。12月16日~3月14日。月曜日(休日の場合は翌休日) (Closing day)
入場料:1,000円 (Admission fee)

アクセス (Access)

JR京都駅から電車で行くのが良さそうです。下車して徒歩で5分くらい。京都中央市場青果棟のちょい先。
【電車】JR山陰本線
区間:京都駅 → 丹波口駅
運賃:140円
時間:約5分

※2019年7月8日現在の情報。念のため公式サイトをご確認ください。

使用機材

ボディ:SONY α7Ⅱ
レンズ:TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
レンズ:TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD
マウントアダプター:RAYQUAL NF-SαE

現像:Adobe Photoshop Lightroom
   

参考サイト

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